鍼灸師の取り組み

 

 このページでは、
 各地で活動している鍼灸師の活動の取り組みについて、
 お知らせしていきます。

 

広島土砂災害・視察報告

広島土砂災害・土砂復旧工事 8月31日(日)広島市で土砂災害のあった安佐北、安佐南の状況を視察してまいりました。

 山裾がイッキに崩れて土砂に埋まった家、土嚢の処理が追いつかない道、多くの爪痕が残っています。秋の台風の時期になって2次・3次の被害が心配されます。
 そんな中、全国からボランティアが集まって、懸命な個人宅などの泥出しを行っていました。30日は2200人、31日は3500人のボランティアが集まったそうです。

 AMDAからの情報では、県内の鍼灸師も、被災された方への治療を行ったとのことです。
私も幾つか避難所に出向いたのですが、残念ながら避難所で活動する鍼灸師にはお会いすることが出来ませんでした。

広島土砂災害・避難所の本部 昨日になって、避難指示や勧告の解除になった地域も多く、また仮住居への移行も開始されたため、避難所にいる人も少なくなっていました。ちょうどニーズが少ない日だったように思われます。多分、夜になったら多くの人が戻ってくられるのでしょうが・・・。

 現場に先に入っている看護師チームの話では、土砂の被害は多くの地域に分散し、また重機に頼れないところも多いため、長期的なボランティアさんたちによる泥出しが必要とのことです。

 よって“NPO法人鍼灸地域支援ネット”に対して、「長期的に活動に参加しているボランティアさんの身体疲労のケアにあたってもらえれば・・・」というお話しを頂きました。
ただ、これは社協からの申し入れではなく、石巻での活動を共にした支援者同士の話であります。

泥出しボランティア参加者(オレンジベストは看護師) 残念ながら、災害ボラセンの担当者に対して、こちらから「支援者支援としての鍼灸を行うことを検討している」と伝えたのですが、「必要なのでしょうか・・・」という答えが返ってきました。
たしかに、2000人以上のボラさんのケアなんて無理です。しかし平日はもっと少人数ですし、活動中に腰痛や腱鞘炎などを起こすことも少なく無いと思われます。

 鍼灸師と柔整師が一緒になってボラセンの受付を利用して泥出しボランティアさんの終了時に看護班と一緒になって、ケア活動にあたれば、作業の効率や志気も上がると思われます。

 今後、現地で活動中のボランティア団体や、行政窓口との連絡で、「支援者支援としての鍼灸マッサージボランティア」をすることになりましたら、このページやFaceBookでお伝えいたします。

「参加してみたい」という方が居られましたら、メールにてお知らせ下さい。

広島土砂災害・土砂災害の現場

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知行の会・福島県での活動報告

 知行の会・福島活動報告福島県での小児はり・鍼灸によるストレスケア活動(知行の会)

 鍼灸地域支援ネットでは2013年11月より、福島県伊達郡川俣町の子育て支援団体「コミュニティちゃばたけ」にて、小児はりと鍼灸マッサージによる育児ストレスのケアを継続的に行っています。
 
■第2回 1月14日(火)  大人16名、小児17名、計32名

■第3回 3月21日(木)~22日(金)大人29名、小児27名、計56名


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はり灸レンジャー ~鍼灸震災ボランティア~

 自律神経の反射メカニズムに着目した、反応点治療研究会の先生達が中心となり、 被災地の障害者施設などで支援活動を行っている団体 、「はり灸レンジャー」  何回も被災地に足を運んで、多くの方に鍼灸をしておられます。

 当はりネットと連携して活動をしていただくこととなりました

 

大森助産院内のお灸教室

 大森助産院は東京の大田区で自宅分娩やオープンシステムでのお産を希望する妊婦さんの介助をする地域に密着した助産院です。助産師の加藤美登利先生は、特に妊婦さんの分娩力を上げることに力を入れており、マタニティヨガ、食養生、アロママッサージなどを積極的に取り入れていらっしゃいます。

 大森助産院内のお灸教室そして、私の治療院のはりきゅう新中野も毎週水曜日に大森助産院内に出張し、お灸教室をしています。約20週頃からお産の日まで、安心・安全なお産を迎えられるように自宅でするお灸を覚えて頂きます。

 また、衣食住を中心とした養生のお話をしながら、妊婦さんお一人お一人の母子手帳を確認し、その妊婦さんに合った生活指導もしていきます。37週を超えたら分娩力を上げるお灸と養生指導をし、妊婦さんが思い通りのお産が出できるように一壮、一壮願いを込めてお灸を入れていきます。

 

 


 

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