<鍼灸地域支援ネットとは>
はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師(以下「あマ指師」と表記します)といった国家資格を取得するにあたり、私たちの心の中には「人の苦しみを和らげたい」「みんなの役に立ちたい」という思いがあったと思います。
しかし、地域の方々に役立つことってなんだろうか?
鍼灸師やあマ指師ができる事ってどんなこと?
こんな活動やってみたい!
誰か自分と同じようなことをしている鍼灸師はいないのかな?
このような声に応えるネットワークがあれば、各地で様々な活動をしている鍼灸師と相談したり、励まし合ったりすることができます。
NPO法人鍼灸地域支援ネット、通称“はりネット”はそんな「あったらいいな」を形にしてみました。
私たちが暮らす地域で、人を大切にする鍼灸師でありたい。
そんな思いをお持ちの先生、どうか私たちと一緒に情報の共有と相互発信をしていただけませんでしょうか?
2014年3月11日(東日本大震災3年目)
<目的・趣旨>
2011年の東日本大震災では、被災地の状況を目の当たりにした多くの鍼灸師やあマ指師が避難所に駆けつけ、自身の持つ技術を被災された方々に提供していました。しかし、全体のコーディネートすることができず、思い思いの場所での活動を余儀なくされました。また、それぞれの支援に対するスキルにも個人差があり、提供する活動も様々なものであり、改めて冷静な目で見れば、多くの反省点が浮かんで参ります。
一人一人の鍼灸師に、より多くのネットワークと、日頃より緊急時を想定したスキルがあれば、私たちが接している患者さんの為にもなるはずです。
それぞれの鍼灸師が簡単に情報を発信し、交流できることができればきっと多くの方々の援助になると実感いたします。
NPO法人鍼灸地域支援ネットは、鍼灸師・あマ指師だからできることをネットワークにする活動をしています。
どうか皆さまのご参加お待ちしています。
<理事長あいさつ>
2013年9月にNPO法人NPO法人鍼灸地域支援ネットがスタートいたしました。これまで全国の鍼灸師が簡単に交流することに照準をあてたネットワークは無かったように思います。
私たちは2011年の東日本大震災で、鍼灸師・あマ指師の医療関係者としてのネットワークと鍼灸医療コーディネートスキルの重要性を実感いたしました。このような草の根的な協働体勢は緊急時だけのものとは限りません。平素より多くの鍼灸師と情報共有しながら努力を重ねることで、私たちの周りの方々に対しての思いやりを形にすることが出来るものと思われます。
鍼灸医療の価値を色んな人に知っていただきたい。伝統医療の継承者としての我々の本分を発揮できるように、私たちのできることの共有をしてまいりたいと思います。
私たちの趣旨に賛同していただける鍼灸師・あマ指師の皆さま、ぜひ私たちの仲間として会員になって下さい。
そして鍼灸医学が伝統医療として、またより多くの地域の方々の支援活動としての実現を目指して参りましょう。
NPO法人鍼灸地域支援ネット 理事長 日比泰広
<概要>
名 称: 特定非営利活動法人鍼灸地域支援ネット(通称“はりネット”)
発 足: 2011年3月31日
法人設立: 2013年9月19日
連絡先 : 〒528-0041
滋賀県甲賀市水口町虫生野1112-2 アクシス鍼灸院内
電話:080-8505ー5922(事務局)
FAX:0748-63-6896
主な活動内容
鍼灸師・あマ指師の相互情報発信と共有(ホームページを通じて)
鍼灸・マッサージに際した傾聴講座
災害鍼灸医療コーディネーター研修
災害鍼灸コーディネートマニュアルの作成
他業種との連携事業や交流、情報発信など
<沿革>
情報公開ページを追加しました。活動報告等をアップしていきます
<理事>
理事長 日比 泰広 アクシス鍼灸院院長
理 事 嶺 聡一郎 専門学校名古屋医専 鍼灸科教員
理 事 浜野 浩一 大師流小児はりの会関東スタッフ 小児はりのビートルワン